ベトナム国家イノベーションセンター(NIC)にてデザイン思考 Train the Trainer プログラムを実施しました

2026年3月、ベトナム・ハノイの国家イノベーションセンター(NIC)にて、国連開発計画(UNDP)・三菱総合研究所・日本デザイン思考協会の連携による「デザイン思考 Train the Trainer プログラム」を実施しました。

政府機関、イノベーション機関、大学教授、企業代表など総勢150名以上が参加。日本語・英語・ベトナム語の3言語で展開された国際連携プログラムです。

プログラムの背景

NICは、ベトナム政府が推進するイノベーション・エコシステムの中核機関です。2025年2月、日本政府はNICの能力強化を支援する協定に署名。その柱の一つとして、イノベーションマネジメントとデザイン思考の研修プログラムが位置づけられました。

本プログラムはその実施の一環として、三菱総合研究所がプログラム全体のコーディネートと管理を担い、日本デザイン思考協会がデザイン思考プログラムの設計・ファシリテーションを担当しました。

Train the Trainerとは

単にデザイン思考を「学ぶ」のではなく、参加者自身が「教えられる」レベルまで習得することを目的としたプログラムです。

政府機関の職員、イノベーション機関のスタッフ、大学教授、企業のリーダーが一堂に集い、デザイン思考の5ステップ(共感・定義・発想・プロトタイプ・テスト)を体験的に理解するとともに、それを自組織の現場に展開するためのファシリテーションスキルを習得しました。

3言語での実施

日本語・英語・ベトナム語の3言語で運営された本プログラムは、異なる文化・言語背景を持つ参加者が同じワークショップを共有するという、高い実行難易度を持つ設計でした。

当協会は、言語や文化の違いを超えてデザイン思考の本質を伝えるためのプログラム設計と、当日のファシリテーションを担当しました。

日本デザイン思考協会の役割

当協会は、本プログラムのデザイン思考カリキュラムの設計・監修・ファシリテーションを担当しました。

スタンフォード大学d.school流のメソッドをベースに、ベトナムのイノベーション文脈に合わせたカスタマイズを実施。政府・学術・企業という多様なセクターが混在する場において、共通のフレームワークとしてデザイン思考を機能させることが、本プログラムの核心でした。

おわりに

ベトナムの国家的なイノベーション戦略の中に、デザイン思考が明確に位置づけられています。NIC・UNDP・三菱総合研究所・日本デザイン思考協会の4者連携が、150名以上の参加者を通じて、ベトナム全土のイノベーション現場へと広がっていくことを期待しています。

当協会は今後も、国内外のイノベーション推進の現場でデザイン思考の普及に取り組んでいきます。

【プログラム概要】 

連携:国連開発計画(UNDP)・三菱総合研究所・一般社団法人 日本デザイン思考協会 

実施時期:2026年3月 会場:ベトナム・ハノイ(国家イノベーションセンター) 

対象:政府機関、イノベーション機関、大学教授、企業代表 

参加者:150名以上 

使用言語:日本語・英語・ベトナム語

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